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小1の子供が、1人で登校するのを嫌がる…。
いつ頃まで、親は付き添いをするの?
小学校へ入学したお子さんが、1人で学校へ登校せず、悩んでいる方はいらっしゃいませんか?
私の娘も小1の時、しばらく1人で登校しなかったので、親の私が付き添って登校していました。
いつまで付き添い登校が続くのか…。
これって、おかしいの?と悩んでいる方に、我が家の体験談が、参考になれば幸いです。
小1は、1人で登校できなくても普通?
娘が小1の時、1人で登校できるようになったのは、夏休みが終わった2学期でした。
1学期の終わり頃は、親が付き添いをしている子は、あまりおらず、内心焦っていたので、ほっとしたのを覚えています。
逆を言えば、入学してすぐの4月は、多くのお母さん・お父さんが新1年生に付き添っていました。
特に、入学したての4月は、親が小1のお子さんに付き添い登校をするのは、「普通」という印象です。
GWを過ぎると、付き添い登校は減る
ところが、ゴールデンウィークを過ぎた頃から、親が付き添わず、1人、もしくは友達と登校する児童の姿が増えました。
ゴールデンウィークを区切りとして、親が付き添わなくなる家庭は多いです。
しかし、まだ親が付き添っている子も目につきました。
6~7月親の付き添いは、あまりいない…
また、6~7月となると、親の付き添いは、ほぼいなくなりました。
自分と、あと1人くらい…という感じです。
(あくまで、娘の通学時間・通学路の範囲の話です。)
小学校に通うお姉ちゃん、もしくはお兄ちゃんに、付いて行きたがる弟妹のために、途中まで一緒に登校しているお母さんはいました。
そのため、子供に交じって、1人だけ大人(自分)がいる…という状態は避けられていました。
また、2学期からは、娘が1人で登校するようになったので、様子があまりわかりませんが、1学期では、見たことがないお母さんを見かけました。
もしかしたら、新たに夏休み後から、付き添い登校する子もいたかもしれません。
こういうのって、本当に個人差あるよね…。
付き添い登校・我が家のケース
ご近所のお姉ちゃんたちと登校から一転
実は、娘の場合、入学直後は、同じ小学校に通う、近所のお姉さんと登校していました。
しかし、2週間後位でしょうか。
1人で登校してみたいと言い出しました。
成長が早いな~?!
感心して、ご近所さんには事情を説明し、1人で登校させることに。
ところが2~3日もしないうちに、「ママと登校したい」と言い出したのです。
もう一度、ご近所のお姉さんと登校したければ、お願いしてみるよ?と聞きましたが、ママと登校したいの一点張り。
今、思えば、朝から待ち合わせするのが負担だったのかもしれません。
私も、「待ち合わせ時間に遅れてしまうよ」と子供をせかしていました。
ママと登校
娘の変化に不安を覚えながらも、まだ小1だし…と、一緒に登校するようになりました。
ゴールデンウィークに入る前の出来事でした。
前述しましたが、その頃はまだ、他にも付き添い登校をしているお母さんが、チラホラ。
まだ幼いものね、と胸をなでおろしたのを覚えています。
ところが、ゴールデンウィークを過ぎた頃から、付き添いのお母さんはぐっと減ったのです。
6~7月頃は、見た限りでは、付き添い登校は自分だけ、もしくは、他に1人位と、ほとんど、付き添い登校をしている家庭は、なくなりました。
実は、ゴールデンウィーク前、我が家でも、お休み後は1人で登校してみようね、と声をかけていました。
しかし、娘の場合は、ママと一緒じゃないと、登校できないとのこと。
他の子と比べて、焦って、無理をさせても仕方ないと思い、付き添い登校を継続しました。
でも、焦っちゃうんだよね。
付き添い登校中の親の葛藤
特に、ゴールデンウィークを過ぎたあたりから、毎日、私は葛藤していました。
- いつになったら、1人で登校できるようになるのだろう。
- 学校でストレスがあるのかな?
- ご近所さんと一緒に登校させずに、最初から私が付き添っていたら、今頃は1人で登校していたのだろうか…。
- 1人で登校したいからと、ご近所さんに説明したのに、親の私が一緒に登校しているのは、気まずいなぁ。
- 子供を甘やかしすぎてしまっているだろうか。
- 他の子と比べても仕方ないけど、どうして自分の子だけ、1人で登校しないのか。
考えても仕方ないですが、勝手にぐるぐると考えてしまいます。
学校で辛い出来事がないかは、娘に確認していましたが、特にない様子。
ただ「ママがいなくて、さみしい。」と言うのは、よく言っていました。
ちなみに私は、娘が小1になるのとほぼ同時にパートを辞めて、無職だったので対応できました。
働いていたら、正直もっと悩んでいたと思います。
働いているお母さんで、対応している方、本当にすごいです…。
また、我が家は、学校への距離は往復15分程度です。
これが往復1時間の距離に住んでいたら、もっとしんどかったと思います。
2学期から、1人で登校
そんな娘も、2学期になると1人で登校するように。
夏休みに入る前、一緒に登校しながら、2学期になったら、1人で登校しようねと、お話ししていました。
娘自身も、周りの友達が、1人もしくは友達と登校しているのを、毎朝見ていました。
いつかは、1人で通わなければならないと、感じていたのだと思います。
2学期が始まるという、多くの子がおそらく、1番学校に行きたくないタイミング。
しかも、ずっと1人で登校していなかったので、親側も送り出すのに勇気が要りました。
しかし、結果として、娘はそれ以降、当たり前のように1人で登校するようになったのです。
娘が自然と成長したタイミングだったのかもしれません。
1人で登校できるようになるのは、個人差があって良い
娘が1人で登校するようになって数年。
あの時は、焦っていましたが、今思うと、1人で登校できるようになるのは、個人差があって当然だと思います。
成長度合い、繊細さ…人それぞれなのです。
たまたま、日本の入学時期が4月と決められているだけ。
それに合わせられない子がいても、当然ですよね。
最初に1人で登校できるようになる子がいれば、最後に1人で登校できるようになる子がいる。
優劣ではないと思います。
仮に、2学期になっても、付き添い登校がないと学校へ行けない子がいても、ダメなんてことはないです。
ただ、親の負担にはなると思います。
お子さんと向き合って、付き添い登校をしている方は、本当に頑張っていると思います。
少なくとも、過去の私のように、自分を責めたりしないで欲しいです。
また、当時の私は、内心焦っていましたが、同時に、他の子と比べるのは良くないとも思っていました。
「できるようになるのが、1番最後でもいいじゃないか。娘の心に向き合う、付き添う時間を大切にしよう。」と思ったのを覚えています。
まぁ、心から、思えなかったので、辛かったのですが…。
それでも、自分の娘を見守って、信じようと思いました。
そして、他の子と成長具合が一緒だと、安心だけど、それは子供の問題ではなく、親の気持ちの問題。
だから、子供のことだけ考えれば、1人で登校できるようになるのは、個人差があって良いと、思っています。
付き添い登校して良かった
今思い返すと、娘の気持ちが満足するまで、付き添い登校をして、良かったと思っています。
今、娘は小学校3年生になりました。(2024年現在)
この記事を書くにあたって、娘に当時の気持ちを聞いてみました。
なんと、覚えていないそうです(笑)
覚えてないけど、たぶん「ママといると安心。ママ大好き!」って感じだったんだと思うと、話してくれました。
あの頃を思い出すと、幼稚園から卒園したあどけなさが残る娘と、手をつないで登校した日々は、宝物になっています。
母として、娘のために頑張れた、良い思い出です。
(少しほろ苦さもありますが。笑)
私も親として、娘の成長を見守ろう、娘自身を信じようと思ったこと、葛藤も含めて、成長のきっかけになったと思います。
子育てとは、「子供に育てられること」とも言われるそうですが、本当にそうですね。
付き添い登校をして、良かったです。
まとめ
繰り返しになりますが、入学後すぐに、1人または、友達と登校できる子がいる一方で、新生活に慣れず、親と一緒に登校したい子がいるのは、当然のことだと思います。
慣れない新生活なのに、一緒に登校するだけで、1人で授業を受けているお子さんは、とてもよく頑張っていると思います。
いつかは、1人で登校する日がくると、話しつつも、納得するまで、甘えさせてあげて大丈夫。
数年後、付き添い登校した日々を、笑って振り返られますように。