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子供の友達が頻繁に家にきて、落ち着かない。
家で子供たちが遊んでいるとき、親はどこまで、関わって、どんな対応をすればいいんだろう。
家で子供たちが遊んでいると、自分のペースが乱されて、ストレスになるなぁ…。
そんな方はいらっしゃいますか?
我が家は娘が小学校に上がってから、友達がよく家に遊びに来るようになりました。
娘の友達が家に来てくれるのは、嬉しいけど……
親がストレスをためない方法について、お伝えします。
結論としては、親がストレスに感じる原因を、具体的に考えること。
その一つ一つに対して、丁寧に対処することが大切です。
子供の友達が家にくるようになったきっかけ
自分が子供の頃、家へ友達が来た経験がほぼなくて…
「子供の友達が家に来る」
自分が子供の頃、数回しか家に友達を招いた経験がない私にとっては、想像が難しいイベントでした。
その数回も、小学生低学年の時でした。
親の対応を参考にしたくても、全く覚えていません。
小学生になったら、子供が友達を連れてくるかもしれない…。
喜ばしいけれど、どう対応したらいいんだろう…。
そんな風に思っていました。
子供の友達が家にくるようになったのは…
入学してまもなく、娘が下校時刻を大幅に過ぎても、帰宅しない日がありました。
心配になって、学校や近所を探しましたが何処にもいません。
学校に相談しようか迷った時、頭をよぎったのが「名前を知らない子のお家で虫をもらってきた!」と娘が帰宅した出来事でした。
名前を知らない子は、話を聞くと、別クラスの子でした。
後日、たまたま、別クラスの子のお家の前で、その子のお母さんに会えたので、家の場所を知っていました。
まさかと思うけど…。
そのお家に行くと、子供の笑い声が響いています。
インターホンを鳴らすと、予想どおり、娘が上がり込んで数人の友達と遊んでいました。
お礼とお詫びを伝えて、とりあえず、娘を連れて帰りました。
そして、この時、覚悟もないまま、うちにも遊びに来てくださいね!と相手へ伝えていました。
この出来事がきっかけで、子供の友達が家に来る日々が始まったのでした。
子供に友達がいるのはうれしいけど…ストレスも
こうして、娘と友達はお互いの家を行き来するようになりました。
家に遊びに来る友達は、だんだん増えていきます。
子供の友達が家に来るようになって、ストレスを感じている自分がいました。
これは、いけないなと思い、考えて実行した対策が以下になります。
ストレスがたまる原因
まず、具体的に、ストレスになっている原因を考えました。
ストレスの原因
- 頻繁(週3~)に遊びに来る
- 自分のペースで動きづらく、夕飯が作れない
- お菓子の種類・量はどのくらいが良いか、迷う
- 騒音
- ケンカに巻き込まれる
- 子供のころ、家に友達を呼んだ経験があまりないので、どんなルールを作れば良いか、よくわからない
- なんとなく、色々奪われている感覚になって、デメリットばかりを感じていた。
等です。
子供が遊びに来る日が連続すると、疲労がたまってしまいました。
自分のペースで動きづらく、夕飯を作るタイミングが遅れるのも、しんどいです。
お菓子の種類・量も迷っていました。
又、遊びに来る子が1人の場合は、まだ良いのですが、複数人の場合は子供の叫び声、ゲームの爆音、コントローラーのガチャガチャする音が響き渡ります。
そこへ喧嘩が始まると、まさにカオスです。
子供の頃、自分が友達を家へ招いた経験があまりなかったからか、どんなルールがあれば、楽になるかも、わかりません。
このようなことが重なって、なんだか勝手に色々奪われている感覚になってしまっていました。
いつの間にか、デメリットばかりを感じるようになっていたのです。
親がストレスをためない方法
考えて、原因がわかったので、一つ一つに解決策を考えて、実行してみることにしました。
1.事前に、予定がなくても、この日は無理と伝える
予定がない日でも、疲れがたまってきたら、「明日は、友達と遊ぶのはいいけど、家に連れてくるのは無理」と伝えています。
連日、友達が来て、辛くなってきたら、このように伝えておきます。
言い換えれば、予定がない日ではなく、休むために予定を入れない日です。
ストレスを溜めない為に、予定を入れない日を作るのは大切です。
2.夕飯と家事を手抜きできる日!と開き直る
自分のペースで動きづらい&物音で疲れるので、くたくたになる時もあります。
そんな時は、夕飯を作らない&家事は手抜きでOKとしました。
すごい時は、私と娘はカップ焼きそばにして、パパにはLINEで事情を話して、自分のご飯を買ってきてもらいます。
作れる時は作りますが、夕飯を作ると、自動的にお皿洗いやコンロ掃除も増えてしまいます。
夕飯作りをさぼることで、自動的に家事をさぼれて、ストレスが減ります。
無理しない。無理しない。
3.逆に、いつもできない家事が進む日!にできることもある
テスト前の勉強はできないけど、机の片付けはできる!といった経験はありませんか?
同じように、いつもの家事はやりたくないけど、普段できない家事はできる時があります。
私は、子供たちがいる間、1時間くらいコンロを磨いたことがあります。
スッキリして、なぜか得した気分。
子供たちが来たおかげ!と思いました。
4.お菓子はセルフサービス
驚かれるかもしれませんが、我が家ではお菓子はセルフサービスです。
初めて、家に来た子には、アレルギーがあるかだけ確認します。
好きなタイミングで、好きなものを食べてもらうスタイルです。
子供たちはお菓子が入っている引き出しから、好きなものを取っていきます。
一応、気をつけて見ていますが、みんな偉くて、常識の範囲で食べています。
たまに食べすぎてる時もありますが…。
なぜ、そうしているかと言うと、各家庭で食べていいお菓子と食べてはいけないお菓子があると知ったからです。
アレルギーの問題ではなく、各家庭の考えですね。(チョコレートとか、よくありますよね。)
その子だけ、チョコレートを出さないのもあれだし、その子に合わせて、皆に出さないのも、その子のせいになってしまいそうで、嫌だったのでそうしています。
好きなものを選ばせる方法なら、そんな問題も起こらないかな、と思いました。
5.騒音からは逃げる
住宅環境によると思いますが、我が家は一戸建てなので、音がしんどい時はなるべく、別部屋にいるようにしています。
子供たちが2階の娘の部屋にいる時は、リビングにいます。
子供たちがリビングでゲームしている時は、2階で洗濯物を畳んだり、スマホを見ています。
ブログを初めてからは、ブログ作業もよくしています。
又、娘の友達が遊びに来た初期は、まだ子供部屋が片付いておらず、友達を入れられる状態ではありませんでした。
半年かけて片付けたことにより、子供たちが子供部屋で遊べるようになりました。
これは、騒音から逃げるのにかなり有効でした!
子供たちがずっと子供部屋にこもっていることは稀ですが、リビングに一人でいられる時間が増えたので、だいぶ助かっています。
もし、子供部屋はあるのに片付けていなくて、子供たちを遊ばせられない方は、進学・進級で増える学用品をしまえない!子供部屋を片付けるコツ5選を参考にして、片付けするのをおすすめします。
6.基本、子供の喧嘩は子供同士で解決させる
子供同士の喧嘩は、よく起こります。
この遊びがしたい!私はこっちがやりたい!
ゲームを遊ぶ順番でも、よく争っています。
基本、スルーです。
子供たち同士で解決できると信じて無駄に手出ししません。
勝手に介入して、勝手に疲れるのは得策ではありません。
実際、助けを求められることは、ほぼないです。
助けを求められたら、事情をきいて、どうしたら良いと思う?と聞き返します。
それでも、助けを求められたら、ママはこう思うよと言いますが、正解とは思っていないので、それを聞いて子供たちがどうするか見守ります。
気づくと、なんだかんだ喧嘩は終わって、また遊んでいます。
7.問題と違和感は子供に伝える=なんとなくルールを一緒に作っていく
ルールがあった方が、お互いに気持ちよく過ごせると思ったものの、一般的な正解のルールを探すと大変なので、「私はこう思う」「娘はこうしよう」を大切にして、なんとなく我が家だけのルールを作っています。
やり方は、都度、何か問題や違和感を感じた時に、娘に話すことから始まります。
「都度」が大切です。
面倒くさがらずに、一つずつ伝えて、ルールづくりにつなげましょう。
基本、私は子供同士の付き合いや、遊び方には、口出しをしないようにしています。
ですが、放置とは別だと思うので、気になることがあったら伝えています。
例えば、連続で2時間ゲームをしていた時には「1時間したら、休憩した方がいいのでは?」と伝えました。
娘は、次回から、キッチンタイマーを使い、1時間ゲームをしたら、15分休憩するようになりました。
又、チョコレート菓子を友達と2人で1袋食べてしまった時は「夕飯を食べられないくらい、お菓子を食べるのは良くないと思う。お友達も食べられなくなるのでは?」と伝えました。
その後は、量に気を付けているのか、基本は親が確認しても、さほど気にならない量を食べています。(たまに、食べ過ぎている時もありますが…。)
また、問題や違和感を伝えた時、その場で、次はどうするかまでは決めないことが多いです。
すぐに案が浮かぶものでもないと思い、とりあえず、娘に伝えるだけにします。
次回、娘がどうするか見るようにしています。
けっこう、自分で考えてくれています。
もし、繰り返してしまった時はもう一度、話します。
それとは別に、絶対に自分が譲れないことは、こちらがルールとして決めて伝えます。
例としては、扉が閉まっている部屋は入ってはいけないことや、ランドセルを背負ったままの友達を連れてこないこと等です。
8.メリットを考える
子供たちが遊びに来ることによる、ストレス対処法を書いていますが、では、子供たちが来なくなって欲しいかというと、決してそうではありません。
友達が遊びに来てくれるメリットは、たくさんあって、感謝しています。
まずは、娘に一緒に遊ぶ友達がいてくれることが、とても嬉しいです。
そして、家に遊びに来てくれることで、その様子を見ることができます。
楽しそうな様子は嬉しいですし、喧嘩も、コミュニケーションを学ぶためには大切だと思います。
私に懐いてくれる子もいて、素直にかわいいです。(つい、おかえり!なんて言っちゃうことも(笑))
お母さんたちとの繋がりができて、わからないことを教えてもらえたり、繋がっている安心感を得られました。
(低学年で、親同士の関りがあったからかもしれません。)
保護者会、運動会など、お話できるお母さんたちがいてくれる事はとても心強いです。
そういったことに思いを馳せると、友達が家に遊びに来ることへの、ストレス軽減は必要だけれど、遊びに来てくれること自体はとても良い事だと思うようになります。
まとめ
繰り返しになりますが、親がストレスをためない為には、親がストレスに感じる原因を、具体的に考えること。
その一つ一つに対して、丁寧に対処することが大切です。
その際、 一般論を気にせずに、自分はどう思うのか、どうしたら楽になるのかを、素直に見つめることがポイントとなります。
たとえば、一般的に、お菓子セルフサービスはしないかもしれないし、ルールはもっとはっきり決めた方が良いかもしれません。
ですが、私にとっては、この方がストレスがたまらず、上手くいきました。
ぜひ、ご自分に合った方法を見つけてみて下さい。
親も子供の成長と気持ちに合わせて、上手く対応していけるといいですね!
また、家に遊びに来た、子供の友達が、なかなか帰ってくれず、困っている方はいらっしゃいませんか?
そんな方は、こちらの記事もおすすめです。
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