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自分でハンドドリップしたコーヒーを淹れてみたいけど、やり方がわからない…。
こんな方はいらっしゃいませんか?
この記事では、初心者の方向けに、ハンドドリップ方法を紹介しています。
結論としては
7STEPで、ハンドドリップができます!
なお、ハンドドリップは、金属や布のフィルターを使うこともあります。
ここでは、安価でどこでも手に入る、紙のフィルターでの抽出方法を紹介しています。
この記事を書いた人
元某カフェチェーン店コーヒーアドバイザー。
妊娠して、アドバイザー就任後、半年で退社。
毎日、コーヒーの勉強&研究をしていた日々を忘れられず、出産・授乳完了後にハンドドリップを再開。
妊娠による味覚と体質変化(カフェインに弱くなる)により、3回挫折。
現在、記事を書きながら、4回目のハンドドリップに挑戦する日々を送っています。
今、一番おいしく感じるのは、カフェオレです!
ハンドドリップするために必要なもの6つ
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コーヒーをハンドドリップするために、必要なものは6つです。
〇ドリッパー
〇ペーパーフィルター
〇サーバー
〇メジャースプーン(キッチンスケール)
〇ドリップポット(別名コーヒーケトル)
〇コーヒー
です。
又、コーヒーの保管用に、密閉できる容器(キャニスター)も購入しておきましょう。
ドリッパー
ドリッパーとは、コーヒーの粉を入れたペーパーフィルターを置いて、抽出するための器具です。
様々な形がありますが、ここでは、3つ穴式と呼ばれる台形のドリッパー(2~4杯用)を使用します。
たくさん抽出予定の方は、4~7杯用のドリッパー等を購入して下さい。
1人分しか淹れる予定のない方は、1~2杯用のドリッパーを購入しましょう。
ドリッパーについて、詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。
(別記事を作成予定です。)
ペーパーフィルター
ペーパーフィルターは、コーヒーの粉にお湯を注いで、ろ過(抽出)するときにつかう紙製のフィルターです。
ドリッパーの形に合わせたものを購入しましょう。
台形のドリッパーには台形のペーパーフィルターを使用します。
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間違えて、円錐の形のフィルターを買わないように気をつけてください。
又、ドリッパーの大きさに合うフィルターを購入しましょう。
サーバー
サーバーとは、抽出したコーヒーを受ける器具です。
ドリッパーにセットした、コーヒー入りのペーパーフィルターにお湯を注ぐと、ドリッパーの穴からコーヒーが落ちてきます。
そのコーヒーを受けるために、必要となります。
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メジャースプーンorキッチンスケール
メジャースプーンは、コーヒーの量を測るスプーンです。
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粉と豆では、同じスプーンを使っても重さが変わります。
豆の方がスキマができるので、軽くなります。
より正確に分量を測りたい方は、キッチンスケールがおすすめです。
抽出時間を同時に測れる、コーヒースケールもあります。
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こちらは、耐熱シリコーンマット付で安心です。
ドリップポット(コーヒーケトル)
ドリップポット(コーヒーケトル)とは、コーヒー抽出用の注ぎ口が細長くなったやかんです。
家族分を抽出したい方は、大きめのドリップポットを購入しましょう。
又、直火でお湯を沸かせるタイプや、お湯を移し替えてつかうタイプ、電気ケトルでそのまま、コーヒーを注げるようになっているものまで様々あります。
お好みのものをお選び下さい。
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直火OKタイプ(ガス・IH)
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お湯を移し替えて使うタイプ(小さめ)
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電気ケトルタイプ
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コーヒー
お好みのコーヒーを準備しましょう。
※好みのコーヒーを探す方法については、こちらをご覧ください。
(別記事を作成予定です)
コーヒーミルという、コーヒー豆を挽く機械を持っていない方は、粉になっているものを購入してください。
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お店によっては、豆を粉に挽くサービスをしているので、そちらを利用しても良いでしょう。
ペーパードリップ用に挽いてほしいと伝えればOKです。
ご自宅で豆を挽く場合は、中細挽きにします。
※コーヒーの挽き目については、こちらをどうぞ。
(別記事を作成予定です。)
また、コーヒーを保管用の密閉できる容器(キャニスター)も購入しておきましょう。
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不透明タイプ
クリアタイプ
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コーヒーは光に弱いので、暗い場所で保管してください。
ハンドドリップのやり方 7STEP
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ハンドドリップに必要なものをそろえたら、いよいよ抽出です!
STEP① お湯をわかす
まずはお湯を沸かします。
コーヒー抽出の適温は、90度~95度程度と言われています。
コーヒーケトルで直接沸かした場合は、蓋をあけたまま、少し冷ましましょう。
室温にもよりますが、1~2分ほど放置で良いと思います。
お湯を移し替える場合は、ドリップポットに沸かしたてのお湯を移し替えるだけで、大体の適温になります。
また、温度計があれば、適温になったかどうかを、楽に確認できるのでおすすめです。
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STEP② ペーパーフィルターを折る
お湯を沸かしている間に、ペーパーフィルターを折っておきましょう。
台形のドリッパー用のペーパーフィルターは、下部分と横部分を一回ずつ折り曲げでOKです。
折り曲げたら、サーバーの上に載せたドリッパーにセットします。
STEP➂ 抽出器具をあたためる
お湯が沸いたら、抽出器具をあたためます。
コーヒーを注ぐ用のマグカップと、ドリッパーをセットしたサーバーに、お湯を淹れて温めます。
ペーパーフィルターの上から、お湯を注いで構いません。
フィルターにお湯を注ぐことを、「リンス」すると言います。
ちなみに、ペーパーフィルターにお湯をかけない方もいます。
こだわりたい方はこちらの記事をご覧ください。
温め用のお湯は忘れずに捨てましょう。
うっかり、サーバーに残したまま、注がないように、注意です。
STEP④ ペーパーフィルターにコーヒーを入れる
次に、ペーパーフィルターに、粉状のコーヒーを入れます。
ドリッパーを持ち上げ、軽く側面を叩いて(もしくは取っ手をもって、軽くゆする)、表面を平らにならしましょう。
コーヒーの使用量は
1杯分(150ml) 10g
2杯分(300ml) 20g
と増えていきます。
3杯分以降は、お好みにもよりますが、10gずつコーヒーを増やすと濃く感じる傾向にあるので、気持ち少なめにコーヒーを使用すると、いいと思います。
例えが私の好みで恐縮ですが、600ml淹れるなら、35g程度のコーヒーを使用しています。
(単純に10gずつ増やした場合は、600ml抽出に40g使う計算になります)
ちなみに、マグカップ使用(200~250ml程度)の場合は、1杯分として15gほど、コーヒーを使用しましょう。
こちらも、お好みで、微調整して楽しんでみて下さい。
STEP➄ コーヒーを蒸らす
コーヒーの粉全体が湿る程度(ドリッパーの底から、ぽたぽたと少量のコーヒーが落ちる程度)にお湯を注いで、30秒ほど蒸らします。
蒸らし時間にこだわりたい方は、こちらの記事をどうぞ。
(別記事を作成予定です。)
STEP⑥ コーヒーにお湯を注いで抽出する
蒸らしが終わったら、いよいよ注ぎの作業です。
お湯は三投(3回)で注ぎましょう。(3回以上になってしまっても、OKです。4回以降は濃度調整のイメージになりますので、気軽に注いでください。)
中央からひらがなの「の」字を描くように注ぎます。
この時、フィルターのふちまで注いでしまうと、コーヒーに触れず、直接、お湯がフィルターを通ってしまいますので、中央に円を描く注ぎ方を守って、フィルター周りのコーヒーの層(土手)を崩さないように注ぎましょう。
抽出量に達したら、ドリッパーにお湯が残っている状態で、サーバーから外します。
抽出するときに、ドリッパー内にえぐみ(あく)が出ます。
サーバー内に落とさない為に、途中で外しましょう。
STEP⑦ サーバーを回す
注ぎ終わったサーバーをくるくる回して、コーヒーを撹拌します。
最初の抽出が1番コーヒーが濃く、だんだんと薄くなっていくので、均一にしましょう。
マグカップに入れたお湯を捨てて、コーヒーを注いだら抽出完了です!
まとめ
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如何だったでしょうか。
繰り返しになりますが、ハンドドリップは、たった7STEPで抽出ができてしまいます。
より美味しくハンドドリップするには、慣れや、注ぎ技術の追求、自分の好みを知っていくことも大切ですが、ハンドドリップの手順は変わりません。
ハンドドリップを覚えて、楽しいコーヒーライフを送れることを願っています!